【自分自身】忘れたいのに思い出してしまうムカつく女がいて苦しいです。【お悩み相談】

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職場
宇佐美円香
宇佐美円香

自分自身のパフォーマンスを最大化する

メンタルコーチの宇佐美円香です。

ココロノマルシェ』に届いたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは?

根本裕幸カウンセラーのお弟子カウンセラーたちが回答する、無料のお悩み相談掲示板です。

掲載・回答までにタイムラグが生じますが、ぜひお気軽にご相談ください。

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ご相談内容

相談内容はこちらです。

以前居た職場に、人のことをこき下ろす、口達者な超傲慢女がいました。
人のミスの揚げ足を取り、部下には厳しく当たるくせに、上司には仕事ができるので気にいられており、ご機嫌取りよ上手いので職場は彼女の思うがままに動くしかない雰囲気でとても最悪でした。

ある時、そんな彼女と彼女を贔屓する上司に、私の人間性を全否定するような言葉を言われました。
本当に最低だと思い、その職場を辞めたのですが、今でも思い出してしまい、○したいほど怒りの感情が湧いてくる時もあります。

どうやったらこんな無駄な時間を自分の前向きで楽しい時間に使えるでしょうか。
お恨み帳は真っ黒です。
こんな人の事もう考えたくもないのに、自動思考で頭の中に出てくるので、気持ち悪くて仕方ありません。

しかも、この人達だけでなく、過去にも似たような人を自分の周りに引き付けてしまっていました。
もうこんな失敗を繰り返したくないです。
こんな相談内容取り上げて貰えないかもしれませんが、ネタにしていただけたら幸いです。
よろしくお願いします。

宇佐美円香
宇佐美円香

ご相談ありがとうございます。

私もつい一昨年くらいまで、同じような状況でしたが、今はガラッと人間関係が変わりました。

少しでもお力になれたら幸いです。

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回答を理解するための心理学

投影とは

心の中を外の世界に映し出したもの。

私たちは心の内を外に映し出していて、自分に起こる現象は全て投影で説明できてしまうとも言われています。

自分の感情を人やものに投影する

・あの人イライラしているなぁと感じるのは、自分の中にイライラがあるから

・彼は本当はすごく優しい人だと思う、と分かるのは自分にも優しさがあるから

・夫は寂しい思いをしていると気付けるのは、自分も寂しいから…

など

過去に出会った人を人やものに投影する

・今の上司は父親に雰囲気が似ているような気がする

・彼に対し、お母さんに接するように接してしまう

など

自分の価値観や考えなどを人に投影する

・悪いと思ったら謝るべき(自分の価値観)なのに謝らないということは、申し訳ないと思っていないのだろう

・私は〇〇が好きだから、あの人も〇〇が好きだろう

など

潜在意識の中の感情は認知できない

例えば、もし怒りを感じていたとして、この怒りを抑圧していたとしたら、私たちは怒りを感じることはできません。

宇佐美円香
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この状態を「自分とのつながりが切れている」状態と言います。

だから、「私は怒っていない」と思っているわけですね。

しかし、実際は潜在意識の中には怒りがあるので、それを顕在意識が認識するために、潜在意識が外の世界に「怒りを感じさせるような出来事」を作り出します。

そして、その出来事を顕在意識が認識し、怒りを感じたときにその怒りが解放されます。=潜在意識の中の怒りが外の世界に「投影」されて、それによって自分が怒りを持っていることを知ることができる、のです。

宇佐美円香
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カウンセリングやコーチングで「まずは自分を満たしましょう」という話(自己基盤を作りましょう)という話になるのは、この投影の理論を踏まえてのものなのです。

自分と繋がる=投影を取り戻す

上の話で大事なのが、元々潜在意識に怒りがあるから、外の現象に怒りが見えるということです。

つまり、「感情が先」「思考が後」で、感情を思考が認知することで潜在意識と思考が繋がります。

思考が認知できない潜在意識にある感情を外の世界へ映し出し、潜在意識にある怒りという感情を思考が認知し、切れていた心と思考のつながりを取り戻すと、やっと「自分は怒っていたのか。怒りが心の中にあったのか」ということに気づくんですよね。

これが投影を取り戻す=自分が投影しているものに気づき、それが自分の中にあるものと認識することで、とても大切なことです。

宇佐美円香
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よく彼と音信不通になるとき=自分と音信不通になるとき、と言いますが、まさに自分と繋がれていないときに彼に投影されて音信不通事件が起きます。なのでアプローチは「自分と繋がる」なのです。

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回答

>しかも、この人達だけでなく、過去にも似たような人を自分の周りに引き付けてしまっていました。もうこんな失敗を繰り返したくないです。

とのことですので、これは相談者さんの内側で起きている問題であると考えた方がいいですね。

「過去にも似たようなことがありました」という場合、慢性的な問題なのだろうと思ってみていきます。

起きていたことの整理

「元職場の女性に厳しい対応(嫌がらせ?)をされた」

「上司がその攻撃的な女性をひいきしていた」

「元職場の女性と上司が、相談者さんを否定するようなことを言う」

ここで出てくる上司の性別がわかりませんが、要はメインはこの元職場の女性(相談者さんが嫌っている女性)なのですね。

過去にも似たような人を引き寄せていたとのことですが、過去の職場でも同じようなことがあったということなのでしょうか?

母親との関係は?

まずお尋ねしたいのが

宇佐美円香
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母親との関係、どうですか?

ですね。これは心理学的に「その職場の嫌いな女性は、実はお母さんの投影じゃない?!」とみるということです。「お母さんからも嫌がらせを受けたことはない?」という風に解釈するのです。

嫌がらせというよりも、お母さんが質問者さんに何かと張り合ってきたり、過干渉だったり、心配症だったり、感情をぶつけてきたり、甘えてきたりしたことはありませんか?

これが元職場の女性に投影=「お母さんとの間に起きていたことが形を変え、女性との間に出ている」という解釈になり、この場合は「お母さんとの関係を見つめ直しましょう!」という方向性になります。

宇佐美円香
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これがお母さんではなくて「姉妹」や「同級生」だったりする場合もあります。

なので、お母さんでピンとこない場合は、他の女性の近しい人を考えてみてもいいかもしれません。

自己嫌悪、強くないですか?

上の項目で、イヤイヤ、母や姉妹とは仲良かったから何もピンときません、という場合もあります。

そういう場合は

宇佐美円香
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じゃあ相談者さんって、自己嫌悪が強くないですか?

自分で自分を責める(攻撃する)の好きじゃない?

という話になります。

「その女性に母親を投影している」という話を上に書きましたが、今度は「その女性に自分自身を投影している」という捉え方もできます。要は、「自分が自分を攻撃するのと同じように、職場の女性が自分を攻撃してくる」というわけです。

そうなるとこの問題は「相談者さんは自分責めが好きなんですね〜」ということになり、「自己基盤を作って、自信&自己肯定感を高めていきましょうね〜」という方向性になります。

自己基盤や自己肯定感については他の記事で詳しく説明しているので、そちらを読んでいただけたら幸いです。

慢性的な問題について

慢性的な問題というのは、登場人物が変わっても同じことが起きるという事で、つまりは相手の問題ではなくて自分の問題と見ていくべきものです。

自分の外側の環境に表れてくるくらいのものなので、実は自分自身ではその内面的な問題に全く気が付いていないことが多く、根本さんがよくブログで使っている表現を借りるとするならば「その元職場の女性も上司も、相談者さんが問題の本質に気付けるように、頑張って嫌がらせをしてくれているボランティアさんなんです」ということになるのです。

問題が起きる時=変化したい時

このような問題に限らず、何か問題が起きる時というのは、自分自身が変化したいと思っている時でもあります。(それを自覚しているかどうかは別として)

今回のご相談で言えば、

「相談者さんは頑固なところありますか?意地を張ったり、戦ってしまったりしませんか?」

「相談者さんは当時の仕事は好きでした?今は?他にやりたいことがありませんか?」

「相談者さんは女としての自分をきちんと認められている?もしや女性から嫉妬されやすい?」

なども質問してみたいところです。

頑固なところありますか?

例えば、頑固な性格で戦ってしまう人の場合、売られた喧嘩は買ってしまいますし、振り上げた拳を下ろすことができず、そのまま戦い続けてしまいます。意地になって張り合いますし、相手も自分と似ているとみると、相手も同様に張り合うことになるんですよね。その結果、嫌がらせが長引いたり、より強力に、陰湿になっていきます。

とすると、頑固さや、意地っ張りなところが問題として浮上してきます。競争心がとても旺盛ですよね…と。

ここまでくると、じゃあ次は「競争を手放しましょうね」という話になります。

宇佐美円香
宇佐美円香

そして結局その競争心の原因が、お母さんだったり姉妹だったり…するわけですね。

当時の仕事は好きでした?今は?

よく「別に仕事は好きという訳ではなく生活のために。他にやりたいことがあるのか?と問われてもあるようなないような…」というようなこともありますよね。

この場合

「元職場の人たちは相談者さんに『こんなところにいないでさっさと自分に相応しいところへ行きなさい!』と言ってくれてるのかも」

と解釈することも可能です。

もしかしたら「こんなところにいないで自分のやりたいことをやりなよ!」と教えてくれているのかもしれません。

もし相談者さんにやりたいことがあるのならば、慢性化している職場の問題=やりたいことをやるためのいいきっかけになることもあります。やりたいことがなかったとしても、それを探してみるといいよという事でもあるかもしれません。

宇佐美円香
宇佐美円香

私自身、元々はアフィリエイトブロガー(学生時代から)で、フルタイム教員は副業禁止だったのでこっそりやっていたのですが、まぁどこに行っても摘発されましたし、それとは関係なくても相談者さんと似たようなことに見舞われました。

その時、あーやめて自分のやりたいことを思いっきりやれってことなのかなーと思い、さっさとやめました。今充実しているのでよかったです!

女としての魅力・価値、受け取っています?

私の持論であり、根本さんもよく話していますが、女性からの嫌がらせはかなりの確率で「嫉妬」が絡むことが多いので「自分の女としての魅力や価値をきちんと受け取れていますか?」という解釈もできてしまいます。

女性としての魅力をたくさん持っているにもかかわらず、それをほとんど認めていない(気づいていない)と、周りを嫉妬させやすくしてしまうので、周りは嫌なことを言ってくるようになるのです。

狙ってないのにあざとくなってしまっているみたいな、そんな感覚かもしれないです。

そうなれば、「きちんと自分の女としての魅力や価値を受け取りましょう」という方向性になります。

どの方向性を選んだらいいの?

宇佐美円香
宇佐美円香

好きなの選んで!

どの方向性も正しい解釈なので、自分にとって1番都合がいい(1番好きな)方向性を選んでみることをお勧めします。いくつかアプローチしてみるのも手ですね!

自分自身でじっくり考えて乗り越えていくのも良いと思いますし、カウンセラー、コーチやコンサルを一時的につけてコミットしていくと、相談者様自身も、そして周りの状況・環境も変化していきます。

ご相談いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人
うさみ

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【心理学・脳科学】
によってスポーツパフォーマンス、パートナーシップ改善、子育てや教育、ビジネスに活かす方法を発信します!

何か1つに特化したら?という話も頂きますが、結局は
「どれも同じ理論」なのです。

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ココロの先生うさみ

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